開発秘話
よいものをつくるには
よい人を育てることから
人材開発マネジメント株式会社
代表取締役社長 田中正敏

現場教育30年の実績
私たちは、これまで30年近くにわたり、多くの製造現場の教育に携わってまいりました。
その教育は、新人から管理者までを対象とした階層別教育と、品質やコスト、工程改善などの目的に応じた教育です。
自動車、造船、工作機械、化学薬品、半導体など、多くの製造業で『ものづくりマネジメント研修』を行ってまいりました。

凡事を徹底するリーダーが結果を出す
これまで現場リーダーの方と教育でお会いすると、好調な企業には共通点があることに気づきます。みなさん大きな声で、笑顔で挨拶されるんです。それで周りまで明るい気持ちになるんですね。
さらに5Sが行き届いているため、現場がきれいに維持されているんです。
素晴らしいですよね。

世代交代と現場の高度化
今の現場は、世代交代が進みリーダークラスも30代の方が多くなってきました。
リーダーよりも年上のベテランへの対応や、Z世代の若手への指導スキルが求められます。
また、IoTなどデジタル化への対応も求められます。
そんな中でも、今は3密を避けた行動で、集合して話し合う機会が減っているんですよ。

教育DXで、ものづくりは人づくり
これまで行ってきた学びを、進化させることが必要です。よいものをつくるには、よい人を育てることから始めなければなりません。
現場ではOJT教育を行っています。集合が難しければ、OJTのように現場で少人数で学べる方法はないかと考えました。そんな時にマイクロラーニングの存在を知ったんです。
デジタルを活用して、現場の近くで、短時間で繰り返し学べる、教育DXが実現できる。私たちの現場教育で培ったノウハウをマイクロラーニングという形で提供し、それが現場教育のお役に立てられたら、どんなに素晴らしいことか。
そうして開発したのが、マイクロラーニング『eものづくり』です。